東京都知事・小池百合子といえば、カタカナ語を連発することで有名ですよね。
「わからない」「また出た」など批判の声も多いようですが、同時に数々の流行も生み出してきました。
「コロナ関連・オリンピック関連・政策提言」などに分けて、これまでのカタカナ語録を一覧にしてまとめました。
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CONTENTS
小池百合子【カタカナ語録】①コロナ関連
まずは、コロナ関連で使われていた「小池都知事のカタカナ語録」
ネット上で大流行したものもたくさんありましたね!
ステイホーム(STAY HOME)
「おウチにいましょう」
コロナ中、1番よく耳にした言葉ですね。
※HIKAKINとのコラボ動画も話題になりました!
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ソーシャルディスタンス(Social Distance)
「社会的距離」
感染するリスクを低減するため、他人と1.8
小池都知事の活用例:
3つの密を守らなかった記者に対し、封印されし「ソーシャルディスタンス」を発動する小池都知事 pic.twitter.com/uywE1dINcb
— Squ(すくいど/イヵーゲン) (@Lycanroc721) April 10, 2020
密です
「三密(密集・密閉・密接)を避けましょう」
小池都知事の活用例:
https://twitter.com/oganesson67/status/1249663413006954496?s=20おはようございます。
これは参考になるので共有します。小池都知事のように密を避けましょう。今度わたしにキャッチが近づいてきたらこれ言う。
密です!密です、密です、密です。 pic.twitter.com/CsfDDf8nXg
— 離婚係りと労務係り (@TECC2020) April 10, 2020
小池百合子都知事の報道陣対しての「密です」対応は本気出したらこれくらいであって欲しい pic.twitter.com/HHUb4SRMNe
— ドン (@don_redbell) April 10, 2020
あ、カタカナ語ではありませんでした(汗)
オーバーシュート(Overshoot)
「感染爆発」
爆発的(予測以上)な感染者急増。
小池都知事の例文「オーバーシュートが発生するか否かの大変重要な分かれ道」
クラスター(Cluster)
「集団感染」
またそれによってできた感染者の集団。
小池都知事の例文「166人中、87名に院内感染が認められる。クラスター化している」
ロックダウン(Lockdown)
「都市封鎖」
緊急時、交通網を止めるなどの、強制的な出入り制限。
小池都知事の例文「ロックダウンなど強力な措置をとらざるを得ない状況がでてくる可能性がある」
※ここからは使用頻度が少なめのもの「カタカナ語録(横文字一覧)」
ビジネス・アズ・ユージュアル(Business as Usual)
「いつも通りの仕事」
小池都知事の例文「公衆衛生上の対策を行わなかった場合、ビジネス・アズ・ユージュアルの場合の数字でありますが」
パンデミック(Pandemic)
「感染症の世界的流行」
※「エピデミック」が同時期に世界の複数の地域で発生すること。
エピデミック(Epidemic)
「感染症の流行」
予測レベルを超えた感染症の流行。ただし、一定の期間に限られた現象。
アウトブレイク(Outbreak)
「集団発生」
限定された範囲での感染症の急増。
小池百合子【カタカナ語録】②「クールビズ」実は一般公募
小池百合子の「カタカナ語録」と言えば「クールビズ(Cool Biz)」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
これは、2005年、小池百合子が「環境大臣」だった当時、導入して話題になったもの。
クールビズ(Cool Biz)
地球温暖化などの環境対策を目的に、進める軽装化キャンペーン。
しかし、このときはと小池百合子が「カタカナ語(横文字)」を好き好んで言い出したわけではなく、環境省の一般公募によって決められたそうです。
小池百合子は、あくまで「環境大臣」として「クールビズを導入した人」。
「小池百合子のカタカナ語」小話でした。
それでは語録一覧に戻りましょう!
小池百合子【カタカナ語録】③東京大改革3つのシティ(-city)
「さぁ、カタカナ語をもっと世に広めましょう!」※アテレコ
東京大改革3つのシティ
東京大改革の政策として上げられた3つのシティ(-city)とは、
- セーフシティ
- ダイバーシティ
- スマートシティ
このときには、全てカタカナ尽くしですね(笑)
もしかして「クースビズ」が流行ったので、味をしめたのでしょうか…?(笑)
まずその前に…
◆都民ファースト(都民 First)
都民を第一に考える、小池都知事の理念。
(1)セーフシティ(Safe City)
「もっと安心、もっと安全、もっと元気な首都・東京」
これだけの意味が込められていたんですね…!
(2)ダイバーシティ(Diversity)
「多様性」
異なるもの同士が影響を及ぼしあいながらも、全体として調和がとれている状態。
◆ソーシャルファーム(Social Farm)
「労働市場で不利な立場の人がいなくなるビジネスモデル」
小池都知事の例文「ソーシャルファームを増やし、働く障害者の方々のモチベーションを高めたいと活動してまいります」
◆ライフ・ワーク・バランス(Work Life Balance)
「仕事と生活(子育て、介護、地域活動等)の調和」
小池都知事の例文「『ワーク・ライフ・バランス』ではありません。ワーク(仕事)の前に、ライフ(生活)があるべきだと考えているからです」
(3)スマートシティ(Smart City)
活発な、きびきびした、すばやい、(…に)きびきびして、機敏で、頭のよい、賢明な、気のきいた、抜けめのない、油断のならない |
◆エコハウス(Ecology House)
「自然・再生可能エネルギーを活用し、地域にある自然素材を使い、環境に負担をなるべくかけない家」
◆スマートハウス(Smart House)
「創エネ・蓄エネ・省エネの3つを管理し、エネルギー運用の最適化ができる家」
◆バイオエネルギー(Bio Energy)
「再生可能な生物由来の動植物資源の総称」
◆ヒートアイランド(Heat Island)
「都市部の気温が、その周辺の郊外部に比べて高温を示す現象」
◆フィンチック(Fintech)
「Finance(金融)とTechnology(
◆ベンチャー・ファンド(Venture Fund)
「成長力の高い未公開企業へ集中して投資する基金」
◆インバウンド(Inbound)
「外国人が日本に訪れる旅行」
小池百合子【カタカナ語録】④オリンピック関連
アゲイン(Again)
「再現」
小池都知事の例文「2020年の大会は単なる1964アゲインではなく、成熟都市であり、世界の最先端都市である「TOKYO」を世界にアピールする大会にしなければなりません」
サステイナブル(Sustainable)
「持続可能性」
=その時や瞬間だけに終わらずにずっと良い状態を持続していくこと。
小池都知事の例文「オリンピックがいかにサステイナブルであるべきかを追求した」
ステークホルダー(Stakeholder)
「利害関係者」
小池都知事の例文「(オリンピック大会に)関わっているステークホルダーはたくさんいる」
スプリングボード(Springboard)
「きっかけ」
小池都知事の例文「東京大会をスプリングボードに、都民生活や企業活動の「新たな常識を創り出す」
パラダイムシフト(Paradigm Shift)
「考え方や価値観が、180度変わること」
小池都知事の例文「東京五輪・パラリンピックのバレーボール競技会場見直しについて、ある意味パラダイムシフトが必用かと」
モメンタム(Momentum)
「勢い」
小池都知事の例文「東京五輪を二年も長期延期するとモメンタムが失われる」
レガシー(Legacy)
「遺産」
ワイズスペンディング(Wise Spending)
「賢い支出」
=将来的に利益や利便性を生み出す意味のある遺産となる活動やモノに”賢く”お金を使用すること。
小池都知事の例文「必要なレガシーをワイズスペンディングで使って作っていくという東京2020に向けたベースになるものと思っております」
小池百合子【カタカナ語録】⑤その他(初期のもの中心)
アウフヘーベン(Aufheben)※ドイツ語
「止揚」※ヘーゲルの哲学用語
=矛盾するものを、更に高い段階で統一し解決すること。
アンシャンレジーム(Ancien régime)※フランス語
「古い体制」
小池都知事の例文「頭の黒いネズミは誰の事か」という記者の質問に「アンシャンレジームということです」
イクボス宣言 ※カタカナ語
「部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)」
イノベーション(Innovation)
「革新」
イナフ(Enough)
「(もう)十分」
小池都知事の例文「第三段階は、イナフと言って去っていく(小沢氏を評して)」
ウイズドロウ(Withdraw)
「手を引っ込める」
小池都知事の例文「手が下がりつつあって、もうウイズドロウしてしまっている」
エンジン(Engine)
「原動力」
小池都知事の例文「日本の成長のエンジンとして、首都・東京を創り上げることであります」
ガバナンス(Governance)
「統治(支配・管理)」
小池都知事の例文「これは犯人探しが目的ではなくて、都政のガバナンスです」
コンプライアンス(Compliance)
「法令順守」
コーポレートガバナンス(Corporate Governance)
「経営の管理統制」
ファクト(Fact)
「事実」
ホイッスルブロワー(Whistle Blower)
「組織の不正を告発する内部通報者・告発者」
小池都知事の例文「先ほど私が、ホイッスルブロワーの話をさせていただいわけでございまして、匿名、実名を問わず」
ムーブメント(Movement)
「政治的、社会的な運動」
メルクマール(Merkmal)※ドイツ語
「目印」
=最終目的を達成するための中間指標。
小池都知事の例文「優しさにあふれるダイバーシティの観点から、ペット殺処分ゼロの実現も、メルクマールの一つだと考えております」
ハード・ソフト(Hard, Soft)
ハード(設備・施設)
ソフト(規則・運用)
ビヨンド2020
「日本文化の魅力を発信するとともに、2020年以降を見据えたレガシー創出のための文化プログラム」
※こちらの説明文、首相官邸HPからの引用ですが、小池百合子の影響なのか「レガシー」とか普通に使っちゃってますね(笑)
ユビキタス(Ubiquitous)
「いつでもどこでもインターネットにアクセスできる環境」
小池都知事の例文「(豊洲市場)ITを活用するユビキタス社会の物流、総合物流拠点となる中央卸売市場になると考えております」
リセット(Reset)
「最初からやり直す」
小池都知事の例文「日本をリセットする」
ワンストップサービス(One Stop Service)
「一度の手続きで、必要なこと全てを完了できるサービス」
3R(Reduce, Reuse, Refresh)
「削減・再使用・(元はリサイクル)」
小池都知事の例文「スキャンダルをリデュースする、もう一回閣僚経験者に頑張ってもらうリユース、ちょっとリフレッシュする、ということで『3R』かな」
※万が一、誤訳・迷訳があったら申し訳ありません
みんなの反応&小池百合子がカタカナ語を使い続ける理由とは?
全体的には「英語使いすぎ」と不評の声が多いようですが、それでもなお、小池百合子が英語を使い続けるのはなぜなのでしょうか?
みんなの「小池百合子のカタカタ語多用」についての反応と、批判され続けても使い続ける背景にあった、深い理由はこちらからどうぞ→
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小池百合子のカタカタ語録(横文字一覧)各時代の名単語まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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