米津玄師『感電』に登場する犬(ワン)と猫(ニャン)の意味は?

米津玄師が7月10日に後悔した『感電』のMVには、猫と犬が登場。

普通だったら「かわいー!」で終わるところですが、米津玄師ファンなら「何か意味があるはず…!」と気になるところですよね?

今回はそんな「犬」「猫」にどんな意味が込められているのか考察してみました。

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米津玄師『感電』に登場する犬と猫

登場シーン

登場シーンは短いですが、それぞれ2回ずつ。

犬:0:27、4:36
猫:1:48、1:57

歌詞

歌詞での登場は、1番と2番にそれぞれ1回ずつです。

犬「困っちゃったワンワンワン」(1番・0:27)
猫「迷い込んだニャンニャンニャン」(2番・1:48)

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犬「ワン」と猫「ニャン」の意味は?奥が深かった…!

意味深に登場する犬と猫、そして「ワンワンワン」「ニャンニャンニャン」という歌詞。

一体、どんな意味が込められているのでしょうか?

前提:刑事ドラマ「MIU404」主題歌

今回の『感電』は綾野剛と星野源が出演する刑事ドラマ『MIU404』の主題歌として、米津玄師が書き下ろした楽曲。

当然、ドラマの内容から影響を受けた内容となっており、

ドラマのコンセプトと脚本を読ませていただき、受け取ったものがいくつもありました。自分が今暮らしている境遇と、ドラマの彼らが巻き込まれて行く物語に共通する部分をそのまま音楽にしました。

と話しています。

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犬と猫の違い

ここで一度『感電』MVの中に出てくる犬と猫の違いを見てみましょう。

まずですが、先ほどご紹介したように登場シーンは2回。曲の最初と最後に出てきますが、どちらも同じ場面のように見えます。

0:27のシーン

4:36のシーン

最初のシーンでは車の中から見たカットで、最後のシーンでは車の中から見たカット。

外から人の手がノックしにかかっているところを見ても、やはり同じシーンのように思えます。

続いてですが、歌詞の雰囲気は大差ないのに、MVではかなり印象が違います。

猫は米津玄師と一緒に車の中にいて仲良く「ニャンニャン」しているのに対し、犬はフロントガラス(車の外)を勢いよく駆け上がって「ワン」と吠えています。

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刑事もの+犬+猫

「刑事もの(ドラマ)」+「犬」+「猫」で連想されるのが、そう。

童謡「犬のおまわりさん」です。

歌詞を比べてみると、

【犬】
童謡「犬のおまわりさん、困ってしまってワンワンワワン」
感電「困っちゃったワンワンワン」

【猫】
童謡「迷子の迷子の子猫ちゃん」
感電「迷い込んだニャンニャンニャン」

やはり意味的には近しいものを感じます。

【考察】米津玄師のメッセージは?

  • 「自分が今暮らしている境遇と(中略)共通する部分をそのまま音楽にしました」発言
  • 犬と猫の登場の仕方の違い
  • 童謡「犬のおまわりさん」の意味

これまで出てきたこれらの意味をパズルのように当てはめていくと、最終的にはこのようなメッセージになるのではないでしょうか?

いよいよ考察のまとめです。

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①中毒者

「米津玄師の音楽には中毒性がある」なんていう表現をするファンもいますが、音楽やアート、何かに没頭し続ける米津玄師自身の中にもそういったアイデンティティや世界観があるように思えます。

「狂気」さえ感じられる自身の姿からスタートするこのMV。

興味深いのは、遊園地でのキラキラした場所と、無機質な地下駐車場のコントラストです。

上の、過剰にギラギラした世界観や、ハイテンションな様子、米津玄師が空を飛ぶ(浮く?)シーンは「ハイ」の状態の象徴。

煙に包まれた次のシーン(下)の、無機質な世界観はふと現実に引き戻された状態の象徴。

歌詞の中にも、コントラストがあり、

「変にハイになって」
「真実も道徳も動作しないイカれた夜」
「心臓を刹那的に揺らす」

のような中毒状態のような表現があるのに対し、

「虚しくて」
「何か足りない気分」
「遠くのサイレン」

という部分があります。

「犬のおまわりさん」を踏まえても、最後のシーンでは警察犬についに追いつかれたようにも捉えられます。

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②自分の中の”善悪”の闘い

場所のコントラスト同様、MVの中には2人の米津玄師が出てきます。

ドラマ『MIU404』の主演がバディの2人ということもありますが、歌詞の中にも「兄弟よ」「僕ら」「よう相棒」と2人を意識させる言葉が出てきます。

ドラマの中では、お互いに違う持ち味を持つ相方な訳ですが、このMVでの2人の米津玄師は自分の中の「善」と「悪」の部分を象徴しているように捉えられます。

他のシーンでも「お前はどうしたい?」という歌詞の後に、米津玄師が車に向かって走り出し、車の中にいるもう1人の米津玄師がビビっているシーンがあります。

↓からの↓ ※4:15

前段の考察を踏まえた「中毒症状に陥っている自分」を取り締まるのもまた自分…

今回の『感電』の中に出てくる「お前」は、ラブソングのように他の誰か相手がいるというよりは、自分の中の葛藤を表しているのではないでしょうか?

ドラマ『MIU404』の役柄に分けて考えるのであれば、

  • 考える前に身体が動いてしまう衝動的な自分
  • 理性的で少し厳しく冷たい自分

『感電』MVに出てくる動物なら、

  • 自分奔放な猫(または子猫のようなちっぽけな自分)
  • 忠実な犬(またはちゃんとしようとする自分)

その2者の間を行ったり来たりしながら生きている、という米津玄師の自我が表れているような気がします。

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③『感電』

そして最後に書き足しておきたいのが、米津玄師は「中毒性」悪い意味として使ってはいないのではないかということです。

ダークな雰囲気の「中毒性」は単なるメタファーで、実際はむしろもっと「遊び心」のように感じられます。

「困っちゃったワンワンワン」と「迷い込んだニャンニャンニャン」ですからね)

そして『春雷』も「春の雷のような出会い」という意味であったように、今回の『感電』についても、いい意味での中毒性が影響しているということのように思えます。

たとえば…

米津玄師が何かに異常に没頭している中で「ハイ」になったときに、新たな唯一無二のインスピレーションが生まれる。(=神的なエネルギーに感電)

または、米津玄師が作品作りに没頭している中毒性が、その作品に触れたファンの中毒性を喚起する。(=米津玄師の作品のエネルギーに多く人の心が感電)

のような。

よければぜひ違う視点でまた『感電』、感じとってみてください→

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米津玄師『感電』に登場する猫(ニャン)と犬(ワン)の意味は?まとめ

いかがだったでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!♡

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