朝の情報番組ZIP!で気象予報士として活躍中の小林正寿(こばやし まさとし)さん。
気象予報士の試験は、合格率わずか4%の超難問!として知られていますが、実は、小林正寿さん「パニック障害」の過去を乗り越えて気象予報士になられたそうです。
「パニック障害」だったとき苦しかったエピソードやそれを支える家族の苦悩、そしてそれを乗り越える大きなきっかけとなった気象予報士との出会いについて、まとめました。
爽やかでイケメンと呼ばれる人気・気象予報士の裏の努力が垣間見える、感動エピソードです。
CONTENTS
小林正寿はパニック障害だった?
https://twitter.com/ZIP_TV/status/1245875455598592000?s=20爽やかなイケメンの気象予報士として知られている小林正寿さん。
主婦層からの人気も高く、活躍中の小林正寿さんに「パニック障害」の過去があったと知っている人は少なかったのではないでしょうか?
パニック障害的な過去
小林正寿さんは、バラエティ番組『深イイ話』で自らがパニック障害的であったことを告白。
- 友達とご飯に行くと、急に吐き気がして息苦しくなる
- いつ吐き気が来るか分からないと思うと快速電車に乗れなかった
- 間違えて快速電車に乗ってしまったときは、ドアのわずかな隙間から息をしていた
- 学校では、授業中以外は、ずっとトイレにこもっていた
などのエピソードを披露しました。
パニック障害とは?
パニック障害とは、
「突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態」
のこと。
芸能人だと、KinKi Kidsの堂本剛さん、IKKOさん、星野源さんなども過去に「パニック障害」を抱えていたことを告白しています。
このパニック発作は「死んでしまうのではないか」と思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。(引用元:厚生労働省HP)
相当しんどそうな症状ですね。
パニック障害で、家族が崩壊寸前に?
小林正寿さんがパニック障害で苦しんでいたとき、本人も相当辛かったでしょうが、同様に苦しい想いを抱えていたのが、小林正寿さんのご家族。
バラエティ番組『深イイ話』では弟さんがこんなエピソードを披露。
小林正寿さんの父親が、仕事をわざわざ休んで、小林正寿さんを外に連れ出そうとしていたそうです。
観光地など、無理矢理にでも、ちょっとでも外に連れ出さないと、どうなってしまうか分からない、ギリギリな状態だったそうです。
パニック障害の一般的な症状として、
また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。
このように言われています。
まさに、小林正寿さんも、父親が無理矢理にでも連れ出さないとマズい、と危機感を抱くほどの状態だったのだと思います。
弟さんいわく「家族が崩壊しそうだった」とのこと。
このような「障害」の類は、なったことのない人には分からない、本人の苦しみ、そしてそれに寄り添う家族の苦しみがあると聞きます。
小林正寿さんも苦しかったでしょうが、共に闘ってきたご家族の存在は大きかったのだと思います。
パニック障害になったきっかけ
小林正寿さんは、中学生のときは、勉強も運動もできて、友達もたくさんいる優等生だったそうです。
そんな小林正寿さんが、パニック障害になったのは「高校生」のとき。
一体、何があったのでしょうか…!?
高校生だったときの小林正寿さんは、明確な将来の夢がなく、勉強をすることに意味が見出せなくなり、自暴自棄になっていたそうです。
「どうせ俺なんかやってもできねぇよ」と何をするにも「どうせ」が枕ことばになるように。
勉強もしなくなり、小学校から続けていた野球も「嫌いになってやろう」と思うようになってしまったそうです。
本人も「反抗期だったからかも」と言っていますが、
とここまでは、もしかしたら「反抗期」としてよくあることかもしれません。
しかし、
小林正寿さんの場合、ここから異変が起きてしまったそうです。
それが先ほど紹介した「パニック障害」。
ハッキリとした理由(直接的な理由)は言及されていませんでしたが、この、高校生のときの反抗期(自暴自棄)から「パニック障害」にまで、一気に暗転してしまったようです。
一般的に「パニック障害」の原因として言われているのは、
パニック障害には患者さんの遺伝的な要因と環境的な要因が関係します。
パニック障害の原因は、幼少期の分離不安、強いストレス、繊細・神経質・こだわりや不安が強いなどの性格、遺伝的要因などが考えられます。
(引用元:医療法人和楽会HP)
小林正寿さんは「ミニマリスト(物を最低限しか持たない人)」として、ちょっと変わった私生活をしていることでも有名なので”強いこだわり”を持っている人ではあるのかもしれませんね。
※包丁も持たないため、ネギを噛みちぎって料理する、小林正寿さん(笑)→
また、芸能人だと「TVに出演してドキドキする」のも、状況的なパニック発作らしく、極度の緊張状態が繰り返されると「パニック障害」に発展する人も多いそうです。
小林正寿、パニック障害を乗り越えて気象予報士に!
そして、小林正寿さんは「パニック障害」を克服し、憧れだった気象予報士に。
まさに、小林正寿さんが「パニック障害」を乗り越えられたのは「気象予報士になる」という夢あったからだそうです。
『デマ』というあだ名
小林正寿さんが気象予報士を目指したのは、中学生の時だったそうです。
中学生といえば、小林正寿さんは当時野球部。
このエピソードも変わっていて(笑)きっかけはある冬の日。
テレビで天気予報を見ていたら「今日は雪になります」との予報。
雨や雪の日は、体育館で楽な練習メニューになるため「よっしゃー!」と思って他の野球部員に広めたところ、予報が外れ、その日はめちゃくちゃな晴れ。
それ以来、あだ名は『デマ』になってしまったらしいのです。
よっぽど大げさにみんなに伝えたのでしょうか!?(笑)
悔しい思いを糧に
しかし、この悔しい経験から「自ら予報したい!」という思いが芽生え、なんとくなってみたいな、と思っていたのが“気象予報士”だったとのこと。
そのことを、高校時代「パニック障害」で苦しんでいたときに思い出し、猛勉強を始め、合格率わずか4%の超難問と言われる試験に合格。
2012年に、念願の気象予報士となったそうです。
軽くトラウマにもなりそうなこの経験を、発想の転換で「自分の力」に変えていったのですから、すごいことですよね。
裏の努力の数々
「(寝起きに)鼻血がよく出るのは、気象予報への情熱から来るもの」
そう豪語する小林正寿さん(笑)
←ちょっと、いや、だいぶ心配です…w
気象予報士の試験を突破するのに猛勉強したことはもちろん、
- 自らが天気予報士としてテレビに出演しているとき以外にも裏方としてサポート
- 人に分かりやすく伝えるための方法を自ら勉強
(そのかいもあってZIP!のオーディションを勝ち抜き)
これらの努力を重ね、つらい「パニック障害」の過去から、徐々に自信を取り戻していったそうです。
本当に「努力の人」だということがよく分かりますね。
そして、朝の情報番組だけではなく、自ら天気を解析し、SNSで天気情報を発信し続けているそう!
しかも、これは仕事ではなく「思いやり」からだというからすごいですよね。
たとえば、こんな感じ。
https://twitter.com/wm_mkobayashi/status/1247093352719245315?s=20この番組放送後、ドッとフォロワーが増えたそうです(笑)
「詳しくは記事を」というところを見てみると、さらに詳細な天気予報がズラリ。
これが毎日だというからすごいですよね!!
将来気象予報士になりたい人もめちゃくちゃ勉強になるだろうし、気圧に体調が左右されやすい人、天候によって仕事が左右する人など、細かい情報を必要としている人にはかなり役立ってると思います。
天気のことが本当に好きで、情熱を持ってお仕事に取り組んでいる様子が伝わってきます。
「天職」といえるものに出会ったんですね。
現在の夢は?
目標は「日本一思いやりのある気象予報士」だそうです。
※登場の仕方が独特な小林正寿さん(笑)→
「思いやりがある」とは、
たとえば「晴れです」「雨です」だけではなく「だから何なのか」という部分を大事にしているそうです。
一緒に天気予報を担当している同僚、貴島明日香さんも「1番人のことを思って予報してる」と断言。
これも「デマ」と呼ばれた中学時代、間違った情報でみんなをガッカリさせてしまい、悔しかった経験が原点になっているのかもしれませんね。
今でもめちゃくちゃこだわってます。
※小林正寿さんのアメブロトップ画面(笑)→
勇気をもらう人たちも
このように今、何かで活躍している人が、過去「これだけ苦しい想いをしていたけれど、乗り越えてこうなれています!」と発信することは、今同じように苦しい想いをしている人にとっては大きな希望となりますよね。
深イイ話 ZIPの気象予報士さんパニック障害で快速電車乗れないとか、乗ってしまったときドアのわずかな隙間から息吸ってって凄く分かる( ; ; )自分もパニック障害で毎日電車しんどいから、パニック障害を克服されたの本当すごいな( ; ; )小林さんの裏での頑張り見てて泣いた( ; ; )
— CHIE★(新垢) (@7110_rutaaa) April 6, 2020
ZIPの天気予報の
気象予報士の小林君パニック障害やったんや?
まったく分からんかった
痛みがわかるんやな
— みっちゃん (@umibozu1116) April 6, 2020
今後もその包み隠さないキャラクターで、多くの人に希望を与えてくれることと思います。
バラエティ番組でも活躍
また最近は、バラエティ番組にも出演するなど、ちょっとずつ「変人」な部分が見えてきて、さらに人気に拍車がかかっているようですね。
※小林正寿さんの「キリン」のスケッチ(笑)→
続いて、そんな「パニック障害」の過去を告白した小林正寿さんに対するみんなの反応を見てみましょう。
小林正寿に好意的な声、続々
https://twitter.com/__m_43__/status/1247139916246446080?s=20ここまでストイックな人見ると清々しくて気持ちいいな。
自分も頑張ろって思える。#深イイ話 #小林正寿 さん— AYK (@aykr042317) April 6, 2020
https://twitter.com/kanacororin9/status/1247139992922542081?s=20小林正寿面白すぎる。凄い好きだわ。バーベキューに1人で行ったり、布団引かずに寝たり。ある意味憧れるわ。笑 #深イイ話
— しゃらぽわ (@yAYApxT6ItG36a9) April 6, 2020
小林さんはさ、初めてZIPで見た時からめっちゃ努力の人なんだろうなと思ったと同時に滲み出るサイコパス感があったよね。 #深イイ話 #小林正寿
— moon2 (@moon2morumoru) April 6, 2020
小林正寿が、発達障害という噂の真相は?幼少期には重病も…?
「発達障害」については、本人は言及していないようですが、以前に出たトーク番組『さんま御殿』の内容から「もしかして発達障害なのでは…?」という憶測を読んだようです。
たとえば、
- 家には布団がなく、床でダウンコートをかけて寝ている
- 包丁がないので、回鍋肉の肉は手でちぎり、ネギは噛みちぎる
- 作った回鍋肉は、炊飯器の中のご飯に乗せて食べる
発達障害というより「ミニマリスト(物を最低限しか持たない人)」による理由だと思われますが、明石家さんまさんから「社会不適合者やて、お前」というツッコミが。
いや、明石家さんまさんでもさすがに失礼では…!
まぁ、それを「障害」という診断名がつくほどかは別として、ちょっと変わった人であることは間違えなさそうです(笑)
幼少期に重病も?
小林正寿さんの公式ツイッターでは、こんなエピソードも。
「小学生の頃にある病気で、4年間くらい週1で注射を打っていた」とのことで、病名までは公開されていませんでしたが、相当大変だったと思います。
https://twitter.com/wm_mkobayashi/status/929555756092768256?s=20本当に、いろんな経験を乗り越えて、現在の気象予報士になられたんですね。
小林正寿、パニック障害を乗り越えて気象予報士に!裏の努力が感動的と話題 まとめ
イケメンな容姿に、クセがあって飾らない人柄の気象予報士、小林正寿さん。
パニック障害の過去を乗り越えての今だと思うと、ますます応援したくなりますね。
これから、さらなる活躍を期待です!
最後までお読みいただいて、ありがとうございました!♡