吉村知事「イソジン推し」はなぜ?二次的影響&知らないと怖い留意点まとめ

大阪・吉村知事が「イソジンはコロナに効く」と大々的に会見で発表。

すでにそのことによる衝動的な影響(買い占めや転売など)が出ているようですが、一方で冷静な人たちはこんな疑問も。

  • なぜ専門家(医師や研究者)ではない吉村知事が発表?
  • 根拠や実証が不十分にも関わらず、なぜ「イソジン」を強調?
  • これまでの例(マスク等)から買い占めが起こるのは目に見えているのに、なぜ煽る?

よくよく調べてみると、

維新の会(大阪府知事・大阪市長)とイソジンの会社「シオノギ製薬・明治ホールディングス」の関係に疑惑が広がっているようです。

【動画】大阪・吉村知事が「イソジンはコロナに効く」と会見で発表

大阪府の吉村知事が、うがい薬で有名な「イソジン」がコロナに効く可能性が高いと発表。

会見の内容をフルで確認したい方は、こちらの【動画】をどうぞ→

※2020年8月4日の会見

会見による二次的影響がスゴい…!

この大阪・吉村知事による会見の後、さっそく大きな影響が出ているようです。

売り切れ

当然ながら、薬局にイソジンを買い求める人が大勢押し寄せ、すでに売り切れ状態に。

現場は混乱状態。薬局への問い合わせも増え、負担が大きくなっているようです。

当然、イソジン(ポピドンヨード)が品薄になルコとで、医療機関にも支障が出るとされています。

買い占め&転売

これまでのトイレットペーパーやマスク等と同様に、薬局のみならず、ネット上でも買い占め、そして転売がすでに横行。

※のちに説明がありますが、これは違法行為です

株が急上昇

イソジンを手がける、明治ホールディングスの株価が一時7.7%高の8990円へ上昇。販売を担当するシオノギ製薬の株価も同様のようです。

これには大阪府(維新の会)とのつながりを疑問視する声も。

  • 医師でも研究者でもない「行政(政治家)」による大々的発表
  • 根拠や実証が不十分であるにも関わらず、一企業の特定の商品を宣伝
  • その結果(会社のメリット&世間のデメリット)もあらかじめ予想できるものであった

このことに加え、

  • シオノギ製薬と明治ホールディングスの本社が大阪
  • シオノギ製薬は8月に中国平安との合弁会社を設立し、中国事業を本格化
  • 吉村知事と在日中国領事館&中国政治家・重役たちと密接に交流

さらには、

  • カジノリゾートの建設で、大阪は大阪商工会議所と深い関係
  • 大阪商工会議所の副頭に「シオノギ製薬」の代表取締役社長

そしてさらに、

  • 吉村知事はこれまでにも「前のめりの政治主導」と批評される国内初のワクチン治験を行なっていた
  • ワクチン治験の開発会社は「アンジェス」
  • 「アンジェス」の提携先には「シオノギ製薬」

など、次々と”怪しい”関係を示唆する疑惑が広がっているようです。

知らないと怖い…!重要な留意点まとめ

転売は犯罪

医薬品を販売するには、医薬品販売業の許可が必要。

許可なく医薬品をフリマサイト等で販売することは医薬品医療機器等法第24条第1項に違反する、違法行為となります。

イソジンは「第3類医薬品」であり、マスク等とは大きく異なります。

法律に違反すると、

  • 3年以下の懲役
  • 300万円以下の罰金

を受ける可能性があり、充分に注意が必要です。

イソジン・クリアは別物

イソジンクリアには、今回コロナに効くとされたポビドンヨードは含まれないので注意が必要です。

妊婦さん

コロナに効くとされた、イソジンに含まれる、ポビドンヨード(ヨウ素の酸化作用を利用した抗微生物成分)。

妊娠中のお母さんがヨウ素を過剰に吸収してしまうと、赤ちゃんの甲状腺機能の低下に繋がる可能性があるそうです。充分に注意しましょう。

逆効果

喉の常在菌(悪い菌を殺そうとしてくれてる菌)も関係なく殺菌してしまいます。そのため、逆に風邪やコロナに罹りやすくなってしまうと警告している医師も多くそうです。

片方の意見を鵜呑みにしないように、判断には充分に注意する必要がありそうです。

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