2021年1月より公開予定の『花束みたいな恋をした』。
菅田将暉さんと有村架純さんが主演を務めます。
本作は、坂元裕二さんが久々に映画の脚本を手がけるということで話題になっていますが、どんな作品なのでしょうか?
今回は、映画「花束みたいな恋をした」の脚本家・坂元裕二さんの魅力を掘り下げながら、本作の結末予想をしちゃおうと思います!
CONTENTS
原作はある? 脚本家 坂元裕二とは?
坂元裕二さんは、「東京ラブストーリー」や「世界の中心で愛をさけぶ」などで知られる脚本家であり、原作漫画や原作小説がある作品を手掛けることも少なくありません。
しかし、映画「花束みたいな恋をした」に関しては、原作はありません。
本作は、「ラブストーリーをしたい」という菅田将暉さんのために、坂元裕二さんが書き下ろした完全オリジナルとなります。
坂元裕二さんの作品といえば、登場人物が魅力的で、会話部分が多いということで注目されることが多いですね。
坂元裕二さんが描く登場人物たちは、特別個性的なキャラクターというわけではなく、どこにでもいそうなごく普通の人たちです。
しかし、主人公たちは、何か譲れないものをひとつ持っており、そんな部分に多くの視聴者は共感してしまいます。
また、台詞が興味深いということでもよく話題になりますね。
真似したくなるような奇抜な名台詞!というほどでもないのですが、「それそれ!わかる!」と思うような素敵な言葉が作品の至るところに散りばめられています。
坂元裕二さんが過去に手掛けた主な作品は、下記のようになります。
テレビドラマ
『東京ラブストーリー』
『二十歳の約束』
『ラストクリスマス』
『西遊記』
『わたしたちの教科書』
『猟奇的な彼女』
『Mother』
『それでも、生きてゆく』
『最高の離婚』
『Woman』
『問題のあるレストラン』
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
『カルテット』
『anone』
映画
『世界の中心で、愛をさけぶ』
『西遊記』
社会問題を題材としたシリアスな作品から、恋愛を絡めた作品まで、さまざまなドラマを手掛けておられますね。
坂元裕二さんは、これらの作品でたくさんの賞を受賞しています。
坂元裕二の描く恋愛の結末は?
坂元裕二さんが脚本を務めた作品の中でラブストーリーのど真ん中といえば、「東京ラブストーリー」ですね。
憧れの恋のシチュエーションがいっぱいだった「東京ラブストーリー」ですが、結末はどうだったのでしょうか?
ロサンゼルスに行くことになったリカを追いかけて、カンチは駅に向かいます。
しかし、そこにはリカの姿はなく、「バイバイ、カンチ」と書かれたハンカチがホームに結び付けられていました。
それから、三年の月日が流れます。
その日は、リカとカンチの共通の友人・三上と尚子の結婚式でした。
カンチは、さとみと結婚していました。
そんなカンチの前にリカが現れます。
笑顔で、リカはカンチに出会えたことの感謝を述べます。
そしてリカは、最後に「カンチ!」と名前を呼び、振り返ることなく、カンチの前から立ち去っていきました。
映画の結末ラスト予測!
映画「花束みたいな恋をした」は、菅田将暉さん演じる山音麦と、有村架純さん演じる八谷絹の5年に渡る恋愛を描いています。
二人の出会いは、終電を逃してしまったことでした。
大学を卒業したばかりの二人は、同棲を始めます。
あらすじを見る限り、病気や事故などといった特別な設定はありません。
どこにでもいそうな普通のカップルです。
何もなくても幸せだった頃の若い男女の恋愛の輝きや切なさをただひたすらリアルに描く作品なのかなと予想しています。
試写会では「ラストシーンでは号泣した」という報告が多数寄せられています。
25歳までのほとんどの恋愛は、終わりを迎えることが多いと言われています。
結末予想ですが、大人になった二人は別れを選ぶのではないかと思います。
「東京ラブストーリー」の二人もハッピーエンドではなかったので、「花束みたいな恋をした」の二人も結ばれない可能性は高いかもしれません。
まとめ
今回は、映画「花束みたいな恋をした」の結末予想をしてみました。
原作がなく、まだ未公開の映画であるため、ネタバレなどの情報もありません。
しかし、感動できることは間違いないらしいですので、坂元裕二さんが用意した結末に期待したいですね。