『香水』が大ブレイクし、著名人含め、SNS上でカバー動画を投稿する人が続出。
オリジナルを歌っている歌手【瑛人】とは一体、どんな人なのでしょうか?
Wikipedia風プロフィールに加え『香水』誕生の裏話やブレイクの理由についてもまとめました。
CONTENTS
シンガソングライター瑛人って誰?
【記事】瑛人、TikTok発のヒットでバイラルチャート常連に シンプルなサウンドで際立つ、時代の真ん中を射抜く言葉
日常のささやかな一幕を彩る投稿が多数。FANTASTICSの中島颯太が弾き語りでカバーする動画を投稿したことも、人気に拍車をかける要因になったのだろう。https://t.co/xBPfR7rspq pic.twitter.com/6qnvCb2qeR
— EXILE最新ニュース (@exnews24) May 12, 2020
突如現れた無名の歌手【瑛人】。
Tiktokを機にSNS上でブレイクし、メジャー歌手を抜きランキング1位の功績も!(※あとで紹介)
瑛人は、事務所には所属していない、インディペンデント・アーティスト。
しかも、本格的に音楽活動を始めたのも、割と最近のことだそう!
そんな瑛人の、気になる顔写真&経歴など知られざる素顔のプロフィールをご紹介します!
瑛人 Wikipedia風プロフィール
顔写真(真ん中)
基本情報
本名:高橋瑛人(読み方:たかはしえいと)
生年月日:1998年(年齢:22歳 ※2020年現在)
兄弟構成:3兄弟の末っ子(兄2人)
出身地:神奈川県 横浜市 保土ヶ谷
所属:なし
ハンバーガー屋でアルバイトしながら、シンガーソングライターとしての音楽活動をしています。
性格は、昔から「常にハッピーな感じ」で基本ポジティブ。
周りからも「何でお前いつも笑ってんの?」と言われるそう(笑)
凹んだときは、音楽で表現するんだそうです(→「『香水』の誕生秘話」)
音楽活動の始まり
本格的に音楽活動を始めたのは最近ながら、子供の頃から歌うことが大好きだったという瑛人。
兄の影響で、J-POPやヒップホップの音楽を聞き、一緒にカラオケに行っていたそうです。
また、祖父も音楽好きで、家にビンテージのスピーカーとかギターやマンドリンとかの楽器もたくさんある環境だったんだとか。
「歌手になりたい」
そんな想いも幼い時からあったようですが、自分には大それた夢だと思っていたのか、ずっと胸の中にしまわれていたそうです。
きっけかをくれた友人
中学校:野球部
高校:ダンス部(横浜緑園総合高校)
卒業後:フリーター
その後しばらく「歌手」とは別の道をたどっていた瑛人。
そんな彼が、本格的に音楽活動を始めたのには、とある友人の影響がありました。
それがダンサーのKAN→
back number / オールドファッション
🎥@kazuki__85
よかったら見ていただきたいです!🍃 pic.twitter.com/LRdUqiemLF— KAN (@k_an2d_an) December 19, 2019
高校を卒業してから、何か物足りない生活をしていた瑛人。
そのフリーターとして過ごしていた時期に、友達でダンサーのKANが「懸命に自分を表現している姿」を見て刺激を受けたそうです。
でも、自分には特別な何かがあるわけじゃない…
そう思ったとき「昔から好きな歌でやってみよう」と音楽活動を始めたそうです。
小学生の頃に、祖父からもらったアコースティックギターを取り出し、基礎的な知識や技術を身につけるために、音楽学校にも1年通ったそうです。
瑛人の楽曲に「弾き語りスタイル」が中心なのは、そこがルーツだったんですね。
瑛人の音楽に影響を与えているものが意外?
たまたまインスタで高橋瑛人さんの香水
って曲が流れてきて、頭から離れない。
めっちゃ頭に残るメロディー。— marina (@BABY_Melody12) May 16, 2020
大ブレイクした瑛人の『香水』は、アコースティックギターと歌だけというシンプルなスタイル。
耳馴染みがよく「染みる」といった声も多数聞かれます。
瑛人は、どんなものから影響を受け、音楽を作っているのでしょうか?
(1)影響を受けたアーティスト
子供の頃から歌が好きだった瑛人。
しかし、これまで、特定の誰かをずっと好きっていうのは一度もない(!)そうです!
歌手になる人は、誰かや何かのジャンルに大きな影響を受けて…というイメージがありますが、そうではなかったんですね。
自称「雑食タイプ」で、身近にいる人からの影響・インスピレーションの方が多いそうです。
あえていうなら、
小学校時代:清水翔太
中学〜高校時代:平井大
その他、音楽は基本、曲単位で好きになるそうです。
Rickie-G「ラブソウル」
RYO the SKYWALKER「好きにやったらええ」
HY「366日」
TEE「ずっと」
菅原信介さ「5人家族」
ルンヒャン「ティッシュマンズ」
などなど。
洋楽よりは、邦楽のアーティストが多いそうです。
また「こういう風になりたい」というイメージも特になく、もともと未来をイメージするのが苦手なんだとか。
目の前のことを一つずつやっていくタイプで「とにかくまずはいい曲を作れるようになりたい」ということだけを考えてやってきたそうです。
ヒットの仕方もですが、新しい音楽の時代の流れが始まっている感じがしますね…!
(2)恋愛観は?
瑛人といえば、直球のラブソングが多い印象。
ほぼ実体験、足りないときに想像加えたりして作詞しているそうです。
「『香水』の誕生秘話」でもご紹介していますが、こちらも瑛人自身と友人の失恋体験から出来上がっています。
人との距離感も近く、すぐ仲良くなれちゃうタイプだという瑛人。
学生時代は、文化祭マジック(!)に頼って恋愛していたそうです!
「文化祭マジック」というのは、期間中の一致団結や、それを終えたときの達成感で恋に落ちやすくなる現象を利用するもの(笑)
2回ほど使ったそうです(笑)
(3)趣味が意外?
音楽以外の趣味は「映画鑑賞」で、ラブコメが大好きだそうです。
お気に入りは『あと1センチの恋』『きみに読む物語』『ワン・デイ』
完全に女子が好きそうな映画のラインナップですよね!
これらの映画を観て、友人に「キモい」と言われながらもキュンキュンしているそうです(笑)
男気溢れるというより、繊細な恋心を描いた瑛人の楽曲は、こんなところからも影響を受けているようです。
大ブレイク『香水』の誕生秘話
Youtubeの再生回数、なんと1700万回超え…!(※2020年5月現在)
無名、無所属ながら、大ヒットとなっている『香水』。
続いて、その誕生秘話に迫ります。
自然に誕生した曲
「香水」はリリースする1ヶ月前ぐらいに、ぱっとできた曲。
Tiktokからブレイクしたことは有名ですが、こちらも戦略的に仕掛けたわけではなく、本人も知らないうちに…という感じだったそうです。
曲づくりはフリースタイル
「書こう!」というよりも、フリースタイルで言葉を紡ぎ出すっていうやり方が多いそう。
『香水』も、友人にギターを弾いてもらいながら、セッション中で自然とできた曲だそうです。
その時の感情を言葉にそのままばーっとぶつけていく。
そして、そこから時間をかけて、最終的なカタチに仕上げていく。
「別に君を求めてないけど」という歌詞やメロディのベースとなる部分も、その場のフリースタイルで出来上がったそうです。
込められた想いは?
瑛人の直球なラブソングは、実体験も多いようですが『香水』もしかり。
たまたま仲間3人ともフラれた時期があり、みんなでお酒を飲んでしょぼくれていたそうです。
その時のセッションで誕生した曲が『香水』。
普段は基本ポジティブな性格だそうですが、凹んだときは音楽表現で…と話していました。
音楽表現で心がけていることは?
「自分だけの言葉で表現すること」
音楽活動で心がけていることを、こう話している瑛人ですが、だからこそ、シンプルな音楽の中でその歌詞が際立つのかもしれませんね。
また、安直な意味ではなく「こういう状況で聴いたらこう感じとれる」というような、色んな聴き方ができる歌詞を意識しているそうです。
歌詞の意味が文字通りだけじゃない表現にはこだわっています。最初聴いたら「あれ?」って思われるかもしれないけど、それも敢えてというか。押し付けじゃなくて、聴いた人が自由に感じてくれたらいいっていうか。そしてより多くの人に伝わればいいなって。
(引用元: THE MAGAZINE)
このような考えは、瑛人自身の性格から来ているそう。
悲しいことがあってもあえて楽しそうにしてしまうという瑛人ですが、そういう時に本当は感じている言葉の裏の感情を表現をしたくて、このような音楽性ができあがったそうです。
全体的にあまり強い音楽へのこだわり感じさせない瑛人ですが、ここの部分こそ【瑛人】という音楽のオリジナリティの核、そして新しい今の時代にヒットする要因なのかもしれません。
シンプルなサウンドの理由は?
『香水』はアコースティックギター1本に歌声、というとてもシンプルな楽曲。
ここもこだわりで「あえて」というわけではなく「ぶっちゃけていうと、これしが手段が無かった」とのこと(笑)。
音楽をはじめてキャリアも浅く、トラックメイカーの知り合いもいなかったため、これも自然にこのようなスタイルになったそうです。
ギターは瑛人ではなかった!
「弾き語り」のイメージが強い瑛人の楽曲ですが『香水』のギターは瑛人ではありません。
ギターを担当しているのは、小野寺淳之介さん。
作曲するときにギターを使うものの、完成版の演奏では、ギターの小野寺淳之介さんに「こういう風に弾いてほしい」って伝えてやってもらっているそうです。
MVのコンセプト
MVについても、自然な流れの中でできた部分が大きようです。
カメラマンは高校の先輩のイナバケイタさん、ダンサーはakariさん。
『香水』をリリースした後、イナバさんとMVの内容を打ち合わせしている最中に、akariさんから「ダンスの振り作ったよ」って動画が送られてきて「あ、もうこれでいこう」となったそうです。
それが、1700万回超えだからすごいですよね…!
『香水』動画
楽曲『香水』が大ブレイクの理由①Tiktokでバズった
無名、無所属だったアーティスト・瑛人の『香水』がヒットしたきっかけはTiktok。
「『香水』を歌ってみた動画」がものすごい数投稿され続けています。
オリジナルが弾き語りスタイルで、コードも複雑ではないことから、カバーしやすかったこと。
先ほど瑛人も「色んな聴き方ができる歌詞を意識している」と話していたように、多くの人が自分の過去の経験に投影しやすい歌詞になっていること。
これらがうまく新時代のSNS流行にハマったようです。
瑛人さんの香水を聴いて、やっぱり香りと記憶って結びつくよなぁ〜と思った。
元彼も、私が使ってたハンドクリームや香水の香りで、私のことを思い出してくれるのかなぁ…。— いとさん。 (@Teddy__s2) May 12, 2020
瑛人さんの香水今更リピしてる。
別にそんな経験はしてないのに
あたかも失恋して元彼に未練ある
みたいな気分にさせてくれる()
えっっっも— 。maru (@maru63959935) May 2, 2020
楽曲『香水』が大ブレイクの理由②EXILE TRIBE・中島颯太が弾き語りカバー
@fantastics_official初弾き語り投稿。瑛人さんの香水✨##fantastics ##中島颯太##弾き語り##アコギ##春の歌うま ##歌うま##おうち時間##香水##瑛人##さん♬ オリジナル楽曲 – FANTASTICS
また、一般の人だけではなく、EXILE TRIBE中島颯太を始め、様々な著名人たちもが『香水』をカバーしたことで、その勢いはどんどん加速していきました。
ナイトインティライミver.
@naotointiraymi多数、皆さまからリクエストを頂いたので歌わせて頂きました🙏##春の歌うま ##みんなに見せたい動画 ##おうちで過ごし隊 ##香水 ##stayhome ##ナオトインティライミ ##naoto♬ 香水 – EITO
千葉雄大ver.
ん??(笑)
@et0603 千葉雄大が香水うたってる🥺千葉の歌声聞けて嬉しいえいとくんありがとう🥺🥺🥺❤️ pic.twitter.com/9N8zQ7cj0U
— 🎍Kana🎍 (@koma_0326) May 21, 2020
ものまねver.
Mr.Children、桐谷健太など、めちゃくちゃうまい!!
【香水/瑛人】
大物アーティスト達が歌った妄想してみた。https://t.co/XUnDlZ8Hxq pic.twitter.com/o1YEwyWlol— 松浦航大 (aoiro)✈️🦒 (@kodaibot) May 20, 2020
楽曲『香水』が大ブレイクの理由③SixTONESのジェシーがブログで紹介
SixTONESのジェシーがブログで『香水』を聞いていると紹介したことからも、人気にさらに火がつくことに。
しかも、なんとジェシーは『香水』の歌詞にも出てくる「ドルチェ&ガッバーナ」のイメージキャラクターにも起用されているんです!
※ドルチェ&ガッバーナ:
イタリアを代表する世界的なファッションブランド
別に君を求めてないけど
横にいられると思い出す
君のドルチェ&ガッバーナの
その香水のせいだよ#香水#瑛人— ゆうあ (@YuuuuuA_pi) May 25, 2020
新しい時代の音楽を作る【瑛人】のこれから
メジャーデビュー前ながら、これまで数々の音楽ランキングで1位を獲得した瑛人。
ランキングの下位を見ても、そうそうたるメンバーですよね…!
【今週の総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”】
1位 瑛人
2位 YOASOBI
3位 Official髭男dism
4位 LiSA
5位 Official髭男dism
6位 King Gnu
7位 嵐
8位 宇多田ヒカル
9位 GReeeeN
10位 YOASOBIhttps://t.co/ynTVsdEtPK pic.twitter.com/XOeBRMpN3k— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) May 20, 2020
テレビの主題歌などになったわけでもないのに、SNS上での広がりから大ブレイク。
しかも、瑛人の音楽のルーツを探ってみると、子供の頃からものすごい情熱を持って取り組んで来たわけでも、強いこだわりがあるわけでもなさそうな様子。
これからの時代の新しい「音楽のカタチ」を創っていく、第一人者となりそうですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!♡
これからの活躍を応援しています!