AKB48からの卒業を発表した太田奈緒。
卒業後は、小さい頃からなりたかった「女優」の道を目指すとのことですが、
太田奈緒のこれまでの舞台での演技の評価はどのようなものだったのでしょうか?
そこから、太田奈緒の今後の女優としての成功の可能性を検証してみました。
CONTENTS
太田奈緒のこれまでの舞台での演技の評価とは?
さっそく、太田奈緒がこれまで出演した舞台とその役所、
そして、演技のポイントとなったところ&その評価について、ご覧ください。
2016年から、卒業を発表した2019年11月までに出演した舞台、10作品です。
「絢爛とか爛漫とか」2016年9月
太田奈緒の初めての舞台は、2016年の「絢爛とか爛漫とか」。
「昭和モダン」と呼ばれる時代の東京を舞台に、小説家を志す4人の若者が織りなす青春物語で「小林すえ」役を演じていました。
太田奈緒にとって初舞台であることに加え、通常、舞台は上演が重なるにつれ、観客の距離感が縮まり、演技が磨かれていくもの。
しかし、太田奈緒は、初日からアクシデントを踏まえたアドリブを繰り出し、そのシーンが客席を大いに沸かせていたという。
これが舞台の醍醐味。
初日の時点で、すでにしっかり役に入りこむことができていた。
上野パンダ島ビキニーズ「マイナス2.5」2018年3月
7人組ガールズユニット「上野パンダ島ビキニーズ」デビュー公演から1年。
ライバルユニットと対決をしていく中で、笑いあり、涙あり、歌あり、ダンスありのストーリー。
太田奈緒の演技は、オーディションの時点ですでに堤監督から、こう言わしめるほど。
芝居もとても上手。この子、うまいな、と思った。アドリブでやった芝居も説得力があった。
アイドルらしいパフォーマンスやダンス、歌も多く見られる舞台ではあったものの、
女優らしい様々な喜怒哀楽の表情は見どころであり、
普段の明るく楽しい表情と、いつもは見ることができない真剣な表情とのギャップに注目が集まりました。
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「殺しのリハーサル」2018年4月
傑作ミステリー劇で、全体として重たいシーンも多い本格的な舞台。
太田奈緒は、全体の中で出番は少ないものの、特別な存在「サリービーン」役を演じていました。
重たいシーンが多い舞台で、爽やかな演技ができる子を探していた。出番は少ないが、このような役を演じられる子は少ない。
そのような中、太田さんに白羽の矢が立った。太田さんは爽やかで、この役に適任だった。
実際に、舞台が始まった後の評価も高く、
「太田さんは頭の回転も速く、勘が鋭いので、すぐに舞台の様子を察知して、どのように演じるをすぐに理解していた」とスタッフからの証言が。
また、演技以外の面でも、今回ベテランの共演者が多い中、真面目で優しい性格の太田奈緒は、みんなから可愛がられ、うまく関係を築いていたようです。
劇団れなっちの舞台「ロミオ&ジュリエット」2018年5月
AKB48加藤玲奈が座長を務める「劇団れなっち」による舞台で、太田奈緒は、初の男役「バルサバザー」役を演じていました。
AKB48グループから全部で211人が立候補した中から、オーディションでこの役を仕留めたという。
太田奈緒が演じた、バルサバザー(男)は感情の起伏が激しい役柄。
無邪気に振る舞うシーン、殴られるシーン、コミカルなシーン、親友に裏切られてショックを受けるシーン、自らの最期のシーンなど、それぞれの喜怒哀楽を、表情と表現力で見事に演じて会場の観客を魅了したという。
太田の秀逸な表現力は舞台での存在感を際立たせていた。
太田奈緒自身は「自分に出来ることは出し切れた。でももっともっとうまくなりたい。舞台は楽しいと思った。芝居することの楽しさを知った。もっともっと表現の仕方などを学んで芝居に関わりたい」と語っていた。
チーム8舞台「KISS KISS KISS」2018年7月
古典的名作、ファンタジー、コント、ラブストーリー、ガチのハード青春ドラマなど14のストーリーをチーム8の歌と踊りでつなぐ、オムニバス作品。
メディア向け囲み取材で、演出家の横内謙介がこう語っていた。
僕の中では凄い手ごたえがあった。この中から演劇にはまる子も何人かいると思う。
具体的にどのメンバーのことを言っているのかは、はぐらかしたようだが、間違えなく太田奈緒はそのメンバーに入っているだろうと思われます。
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AKB48舞台「マジムリ学園」2018年10月
AKB48メンバー18名が出演する、テレビドラマの舞台化。
太田奈緒は、「荒地四天王」の1人で謎めいた役柄「赤犬」役を演じていました。
太田奈緒の哀愁と悲憤を漂わせる表情とパフォーマンス、クールな殺陣は見どころでインパクトがある。
太田の演技や表情の1つ1つが舞台ではとても目立っていた。
決闘のシーンでは、これまで隠されていた過去を暴露し「愛なんて、どこにもなかった」と大きな声で泣きながら、「虚しさ」「怒り」「哀しみ」の感情を表現。
気迫ある演技だった、と評価がされています。
監禁劇「山犬」2019年2月
少人数のキャストで人間の極限状態と、その先にあるノスタルジックな純愛を描いた「山犬」。
太田奈緒は「山本雲雀」というメインキャストを演じていました。
笑顔、泣き顔、虚無、怒り、狂気と様々な表情を魅せるシーンと、パフォーマンスを披露。
今回の舞台「山犬」の中でも圧倒的な存在感を示していたのが太田奈緒だった。
そう言わしめた。
これまでに演じたことのない役を演じたことで、演技の幅が広がったよう。
太田奈緒自身は「この舞台で一皮むけたら、次の舞台にも繋げていけるように成長できると思っています。新たな自分を見つけていきたいなと思います」と語っていた。
「エラリー・クイーン」2019年4月
アメリカを代表するミステリー作家、エラリー・クイーンの謎解きミステリー。
太田奈緒は、主役「エラリー・クイーン」の秘書ニッキィ・ポーター役を演じていました。
昨年太田奈緒が出演した舞台「殺しのリハーサル」での演技が高く評価され、今回の役に抜擢されたというほど、太田奈緒は着実に女優としての実力が評価されるようになりました。
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チーム8舞台「Bee School」2019年9月
AKB48チーム8単独舞台第3弾で、主人公の蜜蜂ミッチが、最⾼の⼥王蜂になるため、私⽴みつばち中学校に⼊学しそのクラスメートの虫たちと繰り広げる物語のミュージカル。
太田奈緒は、怒りっぽいバッタの「バッティ」役を演じていました。
「フラガール」2019年10月
2006年に公開され、数々の賞を受賞した映画「フラガール」が舞台化されたもの。
この舞台で、太田奈緒は「素朴な昭和時代の福島の炭鉱の少女(早苗)」を演じていました。
太田奈緒は、日々の生活の苦しさと哀しみ、別れの切なさ、力強さ、逞しい笑顔を表現した多彩な表情を表現。
普段は京都弁を話す太田奈緒が話す昭和時代の福島弁、いつもは見られない髪型などは、今までの舞台では見られなかった今回の舞台の見所。
夢と志を半ばにして、フラガールを諦めざるをえなかった早苗の切なさと哀しみも見事に演じ切っている。
このように「フラガール」という世間に知られた作品でも、見事高評価を残すことができたようです。
太田奈緒の女優としての成功の可能性とは?
AKB48からの卒業を発表した太田奈緒。
卒業後は、小さい頃からなりたかった「女優」の道を目指すとのことですが
「太田奈緒のこれまでの舞台での演技の評価とは?」でご覧いただいたように、
2016年から、卒業を発表した2019年11月までに10もの舞台に出演。
そして、様々な作品そして役柄を演じていますが、
その演技力は定評があり、すでに、着実に、女優への道を歩んでいるようです。
卒業発表の挨拶でも、ファンが・・・
発表した時のあの曇りのない表情見てたらホントにやりきったんやなぁって
スピーチの時めっちゃいい顔してた
涙なしの明るい前しか向かねえ感があってエイト史上いちの爽やかな卒業発表
こう述べるように、
太田奈緒が「女優」という道を目指すことに、迷いはないようです。
↓ 太田奈緒、卒業発表の挨拶はこちら ↓
https://twitter.com/thewho1963/status/1192042018723090433?s=20今の私はアイドルとしてやり切ったなと心の底から思います。
お芝居している時間が本当に楽しくて、AKBから一歩外に出てお芝居を学んで、
自分の思い描く女優に少しでも近づけるようになりたいと思うようになりました。
この発表を受けてファンは・・・
・・・などと、改めて太田奈緒の演技を評価する声があがりました。
ということで、
「これまでの舞台での演技の評価(実績)」
「太田奈緒本人の強い意志」
「愛されキャラとファンからの応援」
「AKBグループ卒業後、女優として活躍している先輩たちの存在」
これらの条件が揃っている太田奈緒の、
女優としての成功の可能性は「極めて高い」と言えるのではないでしょうか?
初舞台を飾るメンバーの一方で卒業を発表するメンバーもいる
AKBは常に夢を持つ女の子が駆け抜ける道なんだと思う所です
女優としての太田奈緒の活躍、楽しみですね!
これからも、応援しています!!!!!!