アドラー心理学 ⑤全体論

アドラーは全体論のことを

「自分の中のクラス学級」と表現したりします。

どういうことか説明していきますね^^

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小学校の「クラス学級」

小学校のときのクラスを思い出して、こういう子っていませんでしたか?

・学級委員長をやるような、優等生タイプの子

・口が悪くて、いつも問題ばかり起こす子

・明るくて前向きな子

・声がちょっと小さくて暗い子

・思いつきですぐ行動したり発言したりする子

・めんどくさがりで、物事をちょっとナナメに見てる子

・権力のある子や大多数に合わせようとする子・・・

こんな風に、いろーんな子が「自分の中」にいる
というのがアドラーの「全体論」です^^

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自分の中で起こっていること

たとえば「何かをやりたい」と思っているのに、なかなか動けない・・・
そんな経験ありませんか?

これは全体論的な説明をすると

自分の中の「活発で衝動的な子」が「やりたい!」と言っているところに
⇄「マイナス思考な子」が「そんなこと言ってもうまくいきっこないよ」とか
⇄「頭のいい子」が「いや待って、まずこれをしてからの方がいいんじゃない?」と言っている状態。

もしくは
「優等生タイプの子」が「これはいいことだから、やろう!」と言っているところに
⇄「ちょっと大人びたタイプの子」が「そんなのただの先生のポイント稼ぎじゃん」とか
⇄「面倒くさがりの子」が「えーやだめんどくさい」とか
⇄「問題を起こす子」が「バーカ!誰がそんなことやるか!」と言っている状態かもしれません。

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活用のアイディア

それを踏まえた上で、じゃあどうすればいいのか?

「クラスをまとめるような先生役をやる」というのが1つの提案です^^

 

たとえば

「マイナス思考な子」が「そんなこと言ってもうまくいきっこないよ」と言っているのに

先生が「そんなマイナスなこと言っててどうするの!!」「自信持ちなさい!!」
と怒っても、いいことが起こらないのは想像できますよね?

他のクラスの子が「お前、足引っ張るなよ」「そんなこと言うならどっかいけ」
というのはイジメです。

そうではなくて、そんな子もクラスに参加できるようにするには
たとえば、その子も気持ちをちゃんと聞いてあげることが必要です。

「どうしてそう思うの?」と。

その子なりの過去の経験があったからこそ
その子は「うまくいきっこない」と思っているのです。

またそのことで何かを守ろうとしていることもあります。

たとえば「失敗して傷つきたくない」「誰かにバカにされたくない」

そんな思いを理解して、受け止めてあげながら
「じゃあどうしたらできそうか?」を一緒に考えてあげるのです。

・こういう形で進めたら、できそうかな?
・事前にこういう約束をしていたら、安心できるかな?

 

自分がクラスの先生だったら
きっとそんな風に考えて、接してあげますよね?

 

大事なクラスのメンバーの1人なんだから
その子も安心して参加できるようなやり方を考えてあげたい。

 

「頭のいい子」が「いや待って、まずこれをしてからの方がいいんじゃない?」と言っている場合も
どういうことかちゃんと意見を聞いてあげることが必要で

「活発で衝動的な子」が「やりたい!」と言うのに任せて
どんどん次々いろんなことをやる、のがいいことだとも限らないことがよく分かりますよね?

 

全体論のまとめ

こんな風に、自分の中にもいろんな子がいて、
それぞれの子に、それぞれの子なりのこれまでの経験に基づく気持ちがある。

だからこそ、誰かをを排除したり、黙らせたりすることで問題解決を図ろうとするよりも
言い分を聞いてまずは受け止めてあげたり
どうやったらその子も含めて、いいクラスとしてまとまるかを考えてあげる方がよっぽど健全だと思いませんか?^^

 

今回は、アドラーの全体論を教育に絡めて、説明させていただきました^^

もっと知りたい方は、他の全体論の説明も読んでみると、より理解が深まると思うので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!♡

 

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