アドラー心理学 ①認知論

アドラーは認知論のことを

「人は主観の世界に生きている」と表現したりします。

どういうことか説明していきますね^^

スポンサーリンク

「子どもは〇〇」

これまで、教育に携わってきたあなたに質問です^^

あなたなら「子どもは〇〇」にどんな言葉を入れるでしょうか?

「子どもはかわいい」

「子どもは1人1人が個性的」

「子どもは元気いっぱい」

もしかしたら、こんな答えが出てくるかもしれませんね^^

(ちなみに私はブログのタイトルにもしたように
「子どもは可能性に満ちた存在」です^^♡)

では逆に「子どもなんて嫌い」という人に聞いたら
どんな答えが返ってきそうでしょうか?

「子どもはうるさい」

「子どもはすぐ泣く」

「子どもはめんどくさい」

もしかしたら、こんな答えが返ってくるかもしれませんね。

さて、どちらが「正解」なのでしょうか?

子どものかわいさを知っていればこそ、後者に反論したくなるかもしれませんが
でも、冷静に考えると「正解」なんてないことに気がつくはずです。

これまでの「子ども」との体験が違ったために
それぞれの「子ども」に対する見方(考え方)が違うだけなのです。

どちらもその人本人にとっては、自分の経験に基づく正しい「認知(認識)」なのです。

スポンサーリンク

子どもが持つそれぞれの認知

先ほどの例え同様に、子どももそれぞれ認知を持っています。

今度はこんな例を出してみましょう。

「自分の意見を言うと、怒られる」

「間違えると、笑われて、恥ずかしい思いをする」

「いい点を取らないと、自分はダメな子だ」

ネガティブな例ばかりをあげてみましたが
残念ながら、このように思っている子も少なくありません。

こちらからすると「そんなことないよ」と言ってあげたくなりますが
なぜ、その子はこのような認知を持っているのでしょうか?

それは、大人と一緒で「これまでの体験」がその子の「認知」を作っているのです。

これまでに・・・

・自分の意見を先生に言ってみたら「決まりなんだから、ちゃんと守りなさい!」と怒られた

・授業で間違えて、クラスのみんなに笑われた

・点が悪かったときに、お母さんがとてもガッカリしていた

そんな経験があったから、認知ができあがってしまったのです。

認知ができる仕組み

ここまで、認知は「これまでの体験」によってできると説明してきましたが
より詳しく見ていきましょう。

心理学の世界では、この「認知」は以下のように形成されるとしています。

【認知形成の方程式】 感情の強さ ✖️ 回数

どういうことかというと、

・たとえその体験が1回だけだとしても、その体験が強烈であれば、それで認知が形成される

もしくは

・1つ1つの体験が些細なものでも、何度も回数を重ねると、それで認知が形成される

ということです。

スポンサーリンク

活用のアイディア

では「認知論」をどのように活用できるか考えてみましょう!^^

教育者自身の認知

まずは教育者自身は、自分の持っている「認知」に気づき、必要であれば変えていく、ということです。

「教育は〇〇」「学校は〇〇」「人生は〇〇」

こういった自分自身の認知が、教育や子どもたちと接する上で、反映されます。

今自分が持っている認知は、教育者として子どもと関わる上で、役に立つ認知なのかそうでないのか、まずはそれに気づくところから始めていきましょう。

子どもの認知への働きかけ

そして、1人1人の子どもが持っている「認知」に気づき、必要であれば変えていく働きかけをしていきましょう。

認知を変えるには「そんなことはないよ」と言うだけは変わりません。

これまで「それを肯定する(裏付ける)体験」をしてきたからこそ、そう思っているのであって
「違う」と言われても、自分の体験と相反して混乱・反発を引き起こしてしまいます。

そうではなく、認知形成の方程式を使って、新しい認知を作る手伝いをしてあげましょう。

【認知形成の方程式】 感情の強さ ✖️ 回数

でしたね。

「自分の意見を言うと、怒られる」という認知を持っている子には

・意見を言うと、いいことが起こった!という体験をたくさん、させてあげましょう。

認知論のまとめ

こんな風に、人は、大人も子どもも、これまでの自分の体験に基づいた「認知」を持っていますが
それは、変えられるのです。

今持っている「認知」に気づいて、役に立つものに変えていく。

教育の中で、子どもたちにそんな関わりができたら、その子もそれからの人生が全然違うものになると思いませんか?^^

今回は、アドラーの認知論を教育に絡めて、説明させていただきました^^

もっと知りたい方は、他の認知論の説明も読んでみると、より理解が深まると思うので、ぜひ読んでみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!♡

スポンサーリンク