イチロー草野球チーム・メンバー!元オリックス投手の他、全員素人?

2019年3月21日、プロ野球選手としての第一線から引退することを表明したイチロー。

引退会見の中で引退後は、草野球を極めたいと語っており、
同年2019年12月にさっそく草野球デビューの初試合

そこで気になるのが、チームのメンバー!!!ですよね。

草野球とはいえ、

「イチローが率いるチームのメンバーは大物なのでは!?」

・・・という予想がされていましたが、
その予想に反して、事実は意外なものでした!

今回の記事では、

  • イチローの草野球チーム【KOBE CHIBEN】の簡単な紹介
  • チームメンバーの詳しいプロフィール(画像あり)
  • チーム・メンバーの人選を裏付ける、イチローの草野球への想い

・・・についてまとめてみました。

引退早々、さっそく有言実行してて、かっこいいですよねーーーーーー!
さすがはイチロー!楽しんでお読みいただけると嬉しいです^^

イチロー草野球チーム【KOBE CHIBEN】

プライベートのイチロー

オリックス・ブルーウェーブの本拠地だった神戸で、草野球チームを発足したイチロー。
チーム名の由来と、デビュー戦初試合の相手チームについて、簡単に紹介していきたいと思います。

チーム名【KOBE CHIBEN】の由来は?

イチローが、2018年11月3日に偶然観た試合、
智辯和歌山と明石商業の試合(高校野球秋季近畿大会の準決勝)がきっかけ。

そこでイチローが感銘を受けたのが「智辯(ちべん)和歌山」の応援だったそうです。

主役である選手たちを盛り上げながら、
ブラスバンド・チア・応援団が一体となって応援する姿

イチローが心打たれた、智辯和歌山の応援

イチローが心打たれた、智辯和歌山の応援

僕らのチームは『KOBE CHIBEN』です。

暖簾分けをしていただいた感じですかね。

自分のチームの名前にしてしまうほど、智辯和歌山の応援にイチローは心つかまれたようですね!

デビュー戦初試合の相手チームは?

2019年12月に決まった、イチロー草野球チームのデビュー戦初試合。

こちらの対戦相手は、なんと先ほどチーム名の由来となった
「智辯和歌山」高校の教職員を中心とする草野球チーム!

イチローの草野球に相当縁があるみたいですね。

イチローが応援に感銘したという話が学校側にも伝わり、
そこから学校の理事長とイチローの親交が深まっていき、
イチローからのオファーで試合が決定したそうです。

イチロー草野球チーム・メンバー

イチローは「51」ではなく、背番号「1」

「イチローが率いるチームのメンバーは相当な大物なのでは!?」
という予想が当初されていましたが、
イチロー草野球のチームは意外なメンバー構成でした。

そのメンバー構成とは・・・
ほぼ全員が野球未経験者!というもの。

イチローが現役時代に神戸市内での自主トレをサポートしていた友人たちだそうです。

そして、唯一の経験者が・・・
元オリックスの藤本博史です!

気になる藤本博史とイチローの関係ですが、

藤本博史は、イチローがアメリカ、メジャー・リーグに拠点を移した2001からの19年間、
シーズンオフの帰国の際に、自主トレの練習パートナーをしていたそうです。

神戸出身で、時期は被っていませんが、
2001年からイチローと同じ「オリックス・ブルーウェーヴ」に所属。

始めは、社会人野球として企業にいたようですが、
その後アメリカや台湾など海外の野球チームでも活躍。
2006年には、WBCにブルペン捕手としても帯同していたそうです。

そして現在は、兵庫県明石市で少年野球教室を主催しているとのこと。

* * * * * *

そんな藤本博史について、イチローは現役時代こう語っていました。

野球の難しさをよく知っていて、野球のことを大切にできる人間。

あいつがいるから僕が神戸で練習を続けることができている。

このように、イチローは藤本博史のことを心より信頼していて、今回の草野球チームのメンバーとしても声をかけたようですね。

* * * * * *

そして、もちろんこの方!

背番号「1」番、イチローが実質オーナー兼エース投手をつとめるとのことです!

草野球とは言えど、またイチロー選手のプレーが観られるのは、とても楽しみですね。

イチローが草野球にかける熱い想い

引退会見でのイチロー

引退会見で語った「草野球」の夢

将来はまた楽しい野球をやりたいなと。

これは皮肉なもので、プロ野球選手になりたいという夢が叶った後は、
そうじゃない野球をまた夢見ている自分がある時から存在したんですね。
でもこれは、中途半端にプロ野球生活を過ごした人間には待っていないもの。

たとえば草野球ですよね。
やっぱりプロ野球でそれなりに苦しんだ人間でないと、草野球を楽しめないのではないかと思うので。
これからは、そんな野球をやってみたいなという思いですね。

「『野球選手』という肩書き以外の自分を想像できるか?」
という記者の質問に対しては、

真剣に草野球を極める野球選手になっているんじゃないですか」

そう答えたイチロー。

現役時代から「そう(プロ野球)じゃない野球」(=草野球)をしたいという想いが確実にあり、
引退会見の時点では、もう心は決まっていたようですね。

さっき草野球の話をしましたよね。
だから、そっちでいずれ、楽しくてやっていると思うんですけど、
そうするときっと草野球を極めたいと思うんですよね。

チームメンバーの人選理由と仲間への想い

そんなイチローの長年の想いがつまった草野球

そのチームメンバーに、ほぼ全員が野球未経験者、そして信頼する長年の日本での練習パートナー藤本博史。
このメンバーを選んだイチローの理由とは、どういったものだったのでしょうか?

1つは・・・

これまでイチローが活躍する裏で、
どんな時でもイチローを支えてきてくれた仲間たちと野球がしたい!
という仲間意識だそうです。

別の言い方をすれば、
これまでずっと自分を支えてきてくれた
大切な仲間たちへの恩返し
ということもできるでしょう。

そして、2つめは・・・

野球の「奥深さ」をより多くの人に知ってもらいたいという想いだそうです。

スポーツ誌「Number」の取材で、イチローはこんなことを語っていました。

僕はプロとしてやっていましたから、自主トレの時も彼らも真剣に手伝ってくれるんですけど、
彼らは今まですごく楽しかったと思うんですよ。

けど、一緒にゲームをやろうとすると
今度は(僕に)ついていかないといけないと言うプレッシャーが出てくる。
彼らは彼らで今、自主トレやっていると思うし、大変だと思うんですよ。
僕の野球に付き合うスタンスでなく、本当にゲームをやらなくてはならないですから。

実際にゲームのスタンスで練習をしてみると、考えなきゃいけないことが野球にはいっぱいあって、
外から見ている部分にはすごいスローなんだけど、ここに入ってやるとものすごいスピードでいろんなことが進んでいく。
それを今、彼らは実感しているんですよ。

ルールもわからないし、中にはルールブックを買って今勉強している人もいる。
それぞれに今、やっているんですよね。

解釈が難しいですが、イチローは、
「野球レベルに関係なく、野球の素晴らしさ・面白さを・真剣にプレーする中で感じとってほしい」
そう思っているようです。

草野球とはいえ、ルールを勉強したり、実践のゲームに挑戦したり、勝つためにいろんな努力をする。
その中で初めて気づく「野球」の違った側面。
そんなイチローが野球人生を通して感じてきた「野球の奥深さ」、
それを仲間たち、特にこれまで野球に深く関わったことのない人たちにも少しでも感じてほしい
と思っているようです。

最後に、3つめ・・・

それは、自分がこれまでお世話になってきた「野球界への貢献」という大きなものだそうです。

将来的に、草野球のリーグを作り、全国大会を開催する構想があるイチロー。
その中で、もっといろんな人が野球に関わり、野球人口を増やしていくという形で、野球界に貢献(これも恩返し)していきたいと考えているようです。

そこに子どもたちを連れてきてもいいし、
そこで僕のプレーを見られたらということもあるじゃないですか。

いろんな可能性があると思うんですよね。

イチローが草野球を通して伝えたいこと

一緒に仲間たちとプレーする中で、そしてそうやっていろんな人を巻き込んでいく中で、
イチローが1番伝えたいのは、もうシンプルに、

「野球の素晴らしさ」

だということ。

そう、(野球って)楽しいからね

いつまでもブレないイチロー。いいですね^^

イチロー草野球チーム・メンバー!元オリックス投手の他、全員素人?まとめ

イチロー草野球のチーム、デビュー戦初試合のときには、46歳になるイチロー。

イチローの第2の活躍はまだまだこれから!

これからも野球のおもしろさを広めてくれるだろうイチロー、ずっと応援しています!!!

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